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うみべのえほんや つばめ号 [絵本の話]

「魔女の宅急便」の原画展を見に行ったときに、その挿絵を描いたが、林明子さん、広野多珂子さん、佐竹美保さんという3人に変わっていたことを初めて知りました。作者がなぜ挿絵を描く人を変えたのかはわかりませんが、それぞれキキの描き方が違いました。2000年から2017年まで発行されたものは、佐竹美保さんが描いていました。

この佐竹美保さんが挿絵を描いた絵本「パン屋のイーストン」と「イーストンと春の風」の原画展が横須賀市津久井浜にある絵本屋で開催されています。奥行きがあり、細かなところまで丁寧に描かれ、絵本の話をより一層引き立てています。原画で見ると、色の濃淡やデッサンのペンの動きまでわかります。作者の巣山ひろみさんの話には、個性的な人物が考えられていて、話の内容もこれまでにない展開で、興味深く読みました。

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福音館書店から1985年に初版発行された「魔女の宅急便」 [絵本の話]

魔女の宅急便 特別編2「キキとジジ」
この本を読み終えたら、初めて出版された本を読みたくなりました。挿絵も何人かの人に変わっているので、絵も含めて、もう一度じっくり読み返しました。

挿絵を担当した林明子さんは、色々な絵本をかいているので、この方が最初の挿絵を描いていたことに驚きました。キキが生まれた町を上空から見ているような絵はとても印象深い構図です。
宮崎駿のアニメも良かったのですが、この原作を読んでいるとキキのイメージが少し変わります。10歳の中頃に魔女になる決心をするまでのこと、13歳の満月の夜を選んで、独り立ちをしなければならないこと...キキの言葉や行動の中に角野さんの想いが随所に入っているように思えました。この先の続きも読んでみたくなりました。

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魔女の宅急便 特別編2「キキとジジ」 [絵本の話]

魔女のキキと黒猫のジジが初めて出合いどのようにして一作目の「魔女の宅急便」になっていったのか。
キキの誕生前から十歳になるまでの出来事が新たな物語となって、この夏に出版されました。

主人公キキのお父さん、オキノさんは、普通の人間で、民俗学者です。妖精や魔女についての研究をしています。お母さん、コキリさんは長い伝統をもつ正真正銘の魔女です。2月2日、この二人に赤ちゃんが生まれ、キキと名付けられました。黒猫のジジもキキと一緒に成長していき、あと数ヶ月で10歳になるというころまでの話です。

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神奈川近代文学館 企画展 3 [絵本の話]

多くの著作がある中で、今回は2冊の本を買いました。

角野栄子の著作

1.「靴屋のタスケさん」
靴職人のタスケさんは、戦争によって自分の靴屋を続けることはできませんでした。タスケさんがコードバンやカーフという上等な革を使って、手縫いで靴を仕上げていく様子が「森 環さん」の細密な挿絵で描かれています。声高に戦争を伝えるのではなく、ものを大切に使っていた時代の職人さんの仕事と主人公の切ない思いが心に残りました。

2.「角野栄子の毎日、いろいろ」 角川書店 1480円(税別)
魔女の宅急便の作者は、一体どんな暮らしをしているのだろうというのが、よくわかります。 作者の住んでいる鎌倉の写真には私も知っている店もあり、より身近に感じながら読みました。 「その人の読んだ本には、その人柄が表れる。」と思って、本棚の写真もよく見ました。自分も読んで大切にしている本の背表紙を見つけては、とても嬉しくなりました。 自宅の本棚ももっときちんと整理しようと思いました。

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神奈川近代文学館 企画展 2 [絵本の話]

9月2日(土)、朝からあいにくの雨でしたが、神奈川近代文学館へ行きました。講演は13:30からですが、13:00の受付時間にはもう多くの人が並んでいました。講演後に、出版された本の購入者にはサインを書いて頂けると聞いて、今年7月に偕成社から発行された絵本「靴屋のタスケさん」を購入しました。

講演が始まり、今年82才の角野さんは、フレームがとても綺麗な色の眼鏡を掛け、折り紙で折ったような飾りを首に掛けてはつらつと登場してきました。少女のような笑顔で子どもの頃のこと、ブラジルでの生活、創作活動の様子、本の語りなど色々変化のある興味深い話を聞くことが出来ました。講演後には多くの人が購入した本に、猫の絵とサインをかいて渡していました。

講演を聴きながら一番感じたのは自分もこんなふうに年齢を重ねて生きたいということでした。年齢を重ねても子どものような好奇心を忘れず、「あまり深く考えず、いいことだけを考える。」という角野さんの生き方に強く惹かれました。

角野栄子/サイン

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神奈川近代文学館 企画展 1 [絵本の話]

神奈川近代文学館の企画展として、7月22日(土)から9月24日(日)まで「角野栄子『魔女の宅急便』展 魔女とおばけと 」が開催されています。出品資料は、原稿や創作手帳、書籍、作品を彩る原画など約350点が展示され、1970年から今日までの創作活動の様子がわかります。

宮崎駿のアニメ「魔女の宅急便」を初めて見たときに、こういう発想の出来る人はどんな人なのだろうと思っていました。この作品の原作者が角野栄子さんでした。「魔女の宅急便」は24年の間に6巻の本となって出版されました。作者の講演も開催中に行われるというので、前もってチケットを購入しました。

 

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エリックカール展 3 [絵本の話]

作者のエリックカールさんの作品はこれまで「はらぺこあおむし」の絵本しか知らなかったのですが、友人からもらったカレンダーを見ていると、他の作品にはどんな技法で作った紙が使われているのか知りたくなる作品が沢山ありました。
原画展の作品は考えていたよりも大きな作品が多かったので、コラージュに使われている色や模様を詳しく見ることができました。絵を描くだけでも時間が掛かるのに、模様を描いてからその模様や色を活かして形に切りとって作品にしていく技法はどんなに大変か・・・
エリックカールさんの描く生き物は、その形や色遣い、配置などから温かさが伝わってきます。子供時代には沢山の出来事を経験し、色々な人達との出会いがあったことを作品の図録から初めて知りました。原画を見る機会があれば、これからも沢山の原画を見に行きたいと思います。
7月25日までは展覧会が開催されていますので、この方の作品を知っている方にも知らなかった方にもぜひ見に行って欲しいと思います。


はらぺこあおむし エリック=カール作

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エリックカール展 2 [絵本の話]

田園都市線用賀駅からゆっくり散策しながら砧公園の中にある「世田谷美術館」を目指して歩いて行きました。用賀駅から丁寧に表示されている道順道理、静かな住宅地の中を通っていきました。住宅の建物も庭も手入れが行き届き、こんなところに住んでみたいと思いました。
交通量の多い広い道路に出ると、向かい側に森のような大きな木々に囲まれた砧公園がありました。小道を歩いて行ったところに「世田谷美術館」の入り口が見えました。
会場内には家族連れで来ている人が多く、絵本で見たことのある子供達は、大きな作品の前で嬉しそうに声をあげていました。若いご両親もきっと子供の頃にこの人の作品を見て育ったのではないでしょうか。
普段の美術館とは違って、かなり賑やかでしたが、こんな雰囲気もいいのではないかと思いました。

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エリックカール展 1 [絵本の話]

学生時代の友人が毎年エリックカールのカレンダーを贈ってくれます。何とも温かな色合いの生き物たちは、見ているだけでほっとさせてくれます。「はらぺこあおむし」の絵本しか知らなかったのですが、作者のエリックカールさんの展覧会が行われることを今年の初めに新聞広告で知り、是非行ってみようと考えていました。

エリックカールのカレンダー
友人が贈ってくれた、エリックカールのカレンダー

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